【建設工業新聞  12月 21日 1面記事掲載】

国土交通省は監理技術者や主任技術者になれる国家資格「施工管理技士」を取得する各種の技術検定の2021年度試験計画を18日付の官報で公告した。試験が行われるのは▽土木▽建築▽電気工事▽管工事▽電気通信工事▽造園▽建設機械-の7種目の1級、2級の施工管理技術検定。21年4月1日に改正建設業法の「技術検定制度の見直し」規定が施行され、今回から新しい技術検定制度がスタートする。

現行制度は学科(知識)と実地(能力)で構成するが、新制度では知識と能力の両面を問う第1次検定と第2次検定に再編。第1次は学科試験で求めていた知識問題を基本に、実地試験の能力問題の一部を追加。第2次は実地試験の能力問題に加え、学科試験の知識試験の一部を移行する。

第1次の合格者に「技士補」、第2次の合格者に「技士」の称号を付与する。「1級技士補」の主任技術者は監理技術者を補佐する者として位置付けられる。

経過措置として現行制度の学科合格者は新制度でも「学科試験免除」のインセンティブを残して試験を受け、合格すると技士を付与する。現行制度の2級学科試験は、実地経験のない高校生でも受験できる。新制度の2級第1次は知識と能力の両面を問うが、現場の経験がない高校生でも回答できる試験内容とする。

合格基準も近くホームページで公表。1級第1次は検定全体での得点割合、追加された能力問題(施工管理法)の得点割合の二つを満たすことが条件となる。