【建設工業新聞  12月 21日 1面記事掲載】

非常に強い寒気が上空に流れ込んだ影響で東北地方の日本海側や北陸、関東甲信の山沿いは大雪に見舞われた。新潟県内の関越自動車道では通行止めが17日発生。立ち往生する車が相次ぎ、東日本高速道路会社が復旧に奔走した。

東日本高速道路新潟支社は、グループ会社のネクスコ・メンテナンス新潟とともに対応。国土交通省や新潟県、地元建設会社と連携し除雪などに当たった。除雪作業の委託契約などを結んでいる地域の建設会社が積雪を除き、車線の走行幅確保に取り組んだ。国交省北陸地方整備局は17日に緊急災害対策派遣隊(テックフォース)を派遣。緊急除雪の応急対策班2班、除雪機械6台が現地に向かった。18日には交代要員や追加車両を派遣した。

同新潟支社によると、18日正午時点で下り線は通行止め区間内で立ち往生した車両をけん引などで脱出させ、全滞留車両の対応を終えた。ただ冬型の気圧配置は弱まる気配がなく、大雪への警戒は緩められない状況にある。

赤羽一嘉国土交通相は18日の会見で「関係機関とも連携し、食料配布など滞留者の方々への支援を行うとともに、引き続き除雪作業を進め、早期の車両の滞留や通行止めの解消に全力を挙げる」と述べた。