【建設工業新聞  1月 5日 2面記事掲載】

国土交通省は建設現場の実態に即した新型コロナウイルス感染予防対策のガイドラインを改定した。寒冷な場面での感染防止ポイントなどを追加。感染リスクが高まる「五つの場面」なども紹介している。外国人労働者の職場感染を防ぐため、一人一人の状況に応じて配慮するよう追記した。引き続き感染防止対策の徹底に向けガイドラインを活用してもらう。

国交省は建設現場での感染拡大防止の取り組み事例のほか、オフィスや通勤時などの対策を盛り込んだ「建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(2020年5月14日版)」を作成。新型コロナ対策に伴う熱中症予防の取り組み事例を拡充した「7月1日改定版」、職場での大規模な感染拡大を防止するための基本的な考え方などを加えた「8月25日改定版」を取りまとめている。

今回の「12月24日改定版」では、寒冷な場面での新型コロナ感染防止などを盛り込んだ。適切な換気として、機械換気による常時換気や室温が下がらない範囲(18度以下を目安)での常時窓開けを明記。適切な保湿では湿度40%程度を目安とした。可能な場合は、二酸化炭素(CO2)センサーを配置してモニターし、適切な換気によりCO2濃度を1000ppm以下に維持するとした。

従業員や作業員に対しては、政府が作成した▽感染リスクが高まる「五つの場面」▽寒冷な場面における新型コロナ感染防止等のポイント▽冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法▽職場の新型コロナウイルス感染症対策 外国人労働者の皆さんにも「正しく伝わっていますか」-を紹介している。