どの銀行とつきあうか
登記が終わったら、新しくできた株式会社の銀行口座を開設します。
大きな銀行ほど保守的な傾向がありますので、個人時代からお付き合いのある銀行を選ぶのがおすすめです。
銀行口座の開設のしかた
銀行口座開設の流れ
- 開設したい銀行に出向く
持っていくもの
・登記簿謄本
・定款
・銀行用の印鑑
・会社の印鑑証明書
・会社の代表印
・代表取締役の身分証明書 など - 法人専用の窓口で担当者と面談
聞かれること
・代表取締役の住所氏名
・過去のクレジット事故
・会社の住所や事業内容
・その支店を選んだ理由
・その銀行との取引の内容 など - 口座開設の申込書を提出
- 審査
通常1日から3日程度かかります - 窓口(郵送)で通帳を受け取る
- 窓口(郵送)でキャッシュカードを受け取る
- インターネットバンキングに申し込む
- 契約登録のお知らせとマニュアルが届く
銀行によって異なりますが通常2週間程度かかります - インターネットバンキング開始の手続き
- 手続き完了
解説
銀行口座の開設手続きは個人口座の開設とほぼ同じですが、法人口座の場合、担当者との面談があります。
銀行によっては審査に1週間程度かかることもあります。
資本金の額1円で会社を作ることができることもあり、銀行口座開設の審査は厳しくなっています。
また、目的欄に記載した事業目的のために必要な許認可を取得していないと、口座開設を拒否される場合もあります。