その17.支店や支社間でのコミュニケーションがスムーズでなく、統一感が欠けている。

まず、会社としての存在意義(パーパス)を全員で共有することが重要です。その上での具体的な行動や目的が使命で、その実現のための未来像がビジョンです。そして、事業活動の基盤となる考え方や価値観を信念として位置付けます。これらの全社戦略を徹底的に共有し、各部署やチームがどのような役割で、どのようにそのビジョンや使命に貢献しているのかを明確にしましょう。そして、その貢献を数値で評価し、適切な役割分担を確認・調整していきます。

【行政書士:創業融資・創業資金調達のプロフェッショナル】 1974年長崎県長崎市出身。長崎北高、久留米大学法学部卒業後、金融機関勤務を経て2003年に独立。長崎県内の中小企業創業支援に特化した「創業融資・創業資金調達」を展開。やさしく丁寧なコンサルティングはわかりやすいと評判。実践的指導に定評がある。