その14.人事評価制度のつくり方や評価の仕方がわからない。

各部署や役職には、特定の業務と責任があります。経営者として、自らの主要な役割と範囲を再確認することが大切です。企業の規模や状況にもよりますが、年商1億円程度までのフェーズでは、経営者がビジョナリーとインテグレーターの役割を兼任するケースが多いです。

しかし、それを超えると、経営者はよりビジョナリーとしての役割に専念し、長期戦略や新事業の創出に集中することが効果的です。日常業務はインテグレーターや専任のスタッフに委ねることで、組織の効率化と成長を図ることができます。

経営者の最も重要な役割は、会社の未来の方向性を示すことです。

【行政書士:創業融資・創業資金調達のプロフェッショナル】 1974年長崎県長崎市出身。長崎北高、久留米大学法学部卒業後、金融機関勤務を経て2003年に独立。長崎県内の中小企業創業支援に特化した「創業融資・創業資金調達」を展開。やさしく丁寧なコンサルティングはわかりやすいと評判。実践的指導に定評がある。