その16.先代社長の意向が強く影響して、社内の意思決定ルートが複雑化している。

あなたが果たす役割、それがビジョナリーなのか、インテグレーターなのかを明確に認識することが先決です。インテグレーターとしての役割を果たす場合、事業の方向性や統括責任を持つ立場として、その役割と権限を先代社長や関係者に明確に伝えることが重要です。一方、複数の意思決定のルートが存在する状況を改善するために、対話や協議を通じて組織の意思決定構造を見直す提案も考慮に入れると良いでしょう。

【行政書士:創業融資・創業資金調達のプロフェッショナル】 1974年長崎県長崎市出身。長崎北高、久留米大学法学部卒業後、金融機関勤務を経て2003年に独立。長崎県内の中小企業創業支援に特化した「創業融資・創業資金調達」を展開。やさしく丁寧なコンサルティングはわかりやすいと評判。実践的指導に定評がある。