その35.引き継いだ事業に情熱を持てない。

事業を引き継ぐ際、そのビジョンや価値に共感できないことはあります。しかし、従業員のため、そして事業の継続のために、その先に新しい価値やビジョンを見つけることが大切です。情熱を持たずに従業員のためだけの経営を続けることは、長期的には難しいかもしれません。

そこで、新しい経営ビジョンを形成し、それを社員と共有することが重要です。古株の社員への感謝の意を込めつつ、新しいビジョンを進めることで、経営者自身も新たな情熱を見つけることができるでしょう。

【行政書士:創業融資・創業資金調達のプロフェッショナル】 1974年長崎県長崎市出身。長崎北高、久留米大学法学部卒業後、金融機関勤務を経て2003年に独立。長崎県内の中小企業創業支援に特化した「創業融資・創業資金調達」を展開。やさしく丁寧なコンサルティングはわかりやすいと評判。実践的指導に定評がある。